2016年08月02日

土用の丑

『土用』とは、四立(立春、立夏、立秋、立冬)の前18日間を指し、次に来る季節の準備期間にあたります。
一方、丑の日は十二日毎にめぐってきます。

したがって、土用の丑の日は季節ごとに1〜2日、1年に4日以上あります。
季節の変わり目には疲れがたまるものです。

疲労回復にウナギを食べる習慣が生まれてもおかしくはありません。
しかし、立秋の丑の日だけが有名になってしまったのはどうしてでしょう。

そこには、あの有名な平賀源内が絡んでいるそうです。
夏場のウナギの販促について相談を受けた源内は「本日丑の日」の張り紙を勧めたというのです。

丑の日に、“う”から始まる食べ物を食べると夏負けしないという風習は当時からあったそうです。
張り紙はその風習を気づかせウナギに結び付ける素晴らしいアイデアだったのです。

7月30日の土用の丑の日、生まれて初めて姫路の天然ウナギを食べました。
養殖とは異なるしっかりした食感と爽やかな脂の後味です。

風習に隠れている季節感や自然の多様性(ダイバーシティ)に気づくのは楽しいものです。
そんな細やかな感性を磨き、精神的な豊かさを満喫できる自分になりたいものです。

8月2日 Y.I.記
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posted by nmdc-yi at 17:14| 社会